CD「プッチベスト10」

私は結構ハロプロのCDを買ってるほうなので
年末のこの企画は正直ちょっと困ることが多いです。
購入の判断基準としては「新録音源」がどのぐらいあって興味が持てるか?
ということになってしまうわけで実際「8」「9」は買ってません。
でも今回については夏ハロコンでの新曲をCDとして初収録、
さらに完全初出の新曲もあるということで楽しみにしてました。


クレジットのところに
「2009年、感動と愛を込めて!ブリリアントでヴィヴィッドな第10弾!」
とありますが
なにがどうブリリアントでヴィヴィッドなのか具体的に教えてほしいww
それはともかく購入時にいちばん楽しみにしていたのがこちら。



04.ピラッ!乙女の願い(プッチモニV)
つんく♂さん作品としては今年いちばんビビッとキタ曲。
改めてCDで聴くとやはりマイマイの声が効いてる、というか不可欠。
ハロコンDVDでのマイマイ欠席が今更ながら悔やまれます orz


つんく♂さんのブログなどを見るとどうもマイマイの声がお気に入りのようで
℃-uteの曲では基本的に舞美さん&愛理ちゃんの2トップですが
最近はキーポイントとなるソロパートでマイマイを起用していることが多いです。
この曲はそんなマイマイの歌い方、声質が最大に活かされてるというか
マイマイの声にインスピレーションを受けて書いたんじゃないか、ってぐらい
ハマッテる感じがします。
ところで真野ちゃん、ソロパートで舌が回ってないよwww



(。・∀・。)ノ 「ピラッポッポッポポラッピッパッポ・・・。」



でもそれがカワエエ(←おいw)。
そしてそれ以上に衝撃を受けたのがこちらの曲。



09.ペンペン兄弟(新ミニモニ。
最初に歌詞カードを見た時「つんく♂さんやっちゃったな・・・。」
と思ったけど音を聴くともうトンデモナイ!




これは神曲です。



さすがに「ミニモニ。じゃんけんぴょん」には及ばないものの
それを彷彿とさせるまさに「初期ミニモニ。」な世界観。

一見子供向けと思われる歌詞、単純なメロディーなんだけど
田中直氏のギミックの効いた凶悪なアレンジが凄すぎる。
行進曲風のリズムだけど強烈にコンプをかけて音をつぶしてペラペラにして
独特の浮遊感、軽さを出しているという。
またメロでは同音連打の「ペン ペン ペン ペン ぺペン ペン」、
前打ち基本と思いきや突然裏打ちに転じるなどめまいがしそうだww


「♪ほらね 僕ら 子供だけど〜」
このフレーズを歌ってるのは誰だろう?異様に上手いんだけど。
次のフレーズが9分9厘リンリンなので(←シャレじゃないよ)
他の3人のうち誰かだと思われますが・・・。


この曲、おそらく年明けのハロコンで披露されるでしょう。
「♪ペン ペン JUMP!」で
一斉にジャンプする会場の光景が目に浮かぶようですww



あと全体を通して聴いた印象としては
久住小春というコはやはり天才だなと。
しゅごキャラエッグ!」と「S/mileage」の間に収録されていて
経験の差がよりはっきり出ているというせいもありますが
ソロでの自己表現、世界観の構築力がハンパない。
「はぴ☆はぴサンデー!」、月島きらり関連では正直駄作だと思いますけど
それでもこれだけ聴かせるのはさすがです。


そんな小春ちゃん、この週末にいよいよ卒業が迫ってきているわけですが
これだけの逸材をあえて出してしまうなんて娘。は大丈夫なのかいな?
ユニットで活かしきれなかったということならしょうがないけど
くれぐれも飼い殺し状態にだけにはしないでいただきたいところ。


後半のなっち、松浦さんはさすがの貫禄。
来年はさすがにもう収録されなくなりそうだけど・・・。
スト2曲はヘキサゴン絡み。こっちのほうが「歌謡曲」してますね。
今のハロプロって高度な歌唱やパフォーマンスを要求するあまり
逆に入りにくくなってるような気がします。むしろこっちが「原点」でしょ。
それにしてもハロプロのCDでmisonoさんの歌声を聴ける時代が来るとはww