Buono!3rdアルバム「We are Buono!」発売

とりあえず初回盤のみ購入してきました。通常盤はまた後日に。
いちおう簡単にレビューを。


1.One Way = My Way
前2枚のアルバムはポップな曲で始まるスタイルでしたが
いきなりアップテンポのロックチューン。
サビの飛翔感はさすがBuono!というところか。



2.Our Songs
つんく♂さんの曲だけど案外違和感なく収まってます。
アレンジが強いな。



3.Independent Girl〜独立女子であるために
SCANDALにそっくり、という声が多いんだけどこれかな?
http://www.youtube.com/watch?v=LINxj6mDAN4&feature=related
他にもいっぱい画像があがってます。
音的にはどっちかというとハンアンのほうが近い気もするけど
Buono!でのマイナー系ロックって案外少ないので案外新鮮。



4.MY BOY
これはちょっと浮いてるw



5.うらはら
ボサノバチックなアレンジも挟みつつこちらもマイナー系ロック。
3人の歌唱が活きる良曲。



6.Take It Easy!
うーんやっぱりちょっと・・・。



7.Bravo☆Bravo
おとなしめの曲が続いたせいかグッと締まる感じ。



8.カタオモイ
いわゆるBuono!ファンが喜びそうなラインの曲だなと思ったら
作・編曲がAKIRASTAR氏。さすがにイイところついてきますw
(ただしサビはマイナーに転調)
ノリはすごくロックなんだけど音は案外薄め。



9.Blue-Sky-Blue
某雑誌での桃子コメントによると
この曲は「Bravo☆Bravo」のアンサーソング、らしいです。
「Bravo〜」が旅立つ人に送る歌で、こちらが旅先からの歌。
そういわれると確かに符合する部分があります。
歌詞カードだと18〜19ページが見開きで両方見られるので
見比べてみるのも面白いかと。


ところで「Sky〜」とか「Fly〜」とか
最初に短い英単語を投げるように歌うフレーズ、
どこかで聞いたことがあるとずっと悩んでたのですがやっと出てきた!


PSY・S「EARTH 〜木の上の方舟〜」
http://www.youtube.com/watch?v=BtTqQ0AW6_s


アレンジ的にもベースドラムの打ち込み方とか
シーケンスフレーズとかギターのフレージングとか
少し似てます。歌ってるテーマが雄大なのも共通するところ。
Buono!のほうがよりポップでキャッチーですけど。



10.紅茶の美味しい店
作詞:橋本淳、作曲:筒美京平(敬称略)のベテランコンビ。
実は1stアルバム「星の羊たち」もそうですが
やはりアルバムの中でかなり異色の作品になってます。
いい意味で古典的なポップ系歌謡曲バラード。
ところで狼ではこの曲に似ているという話が。


NOKKO 人魚
http://www.youtube.com/watch?v=7iaOQchBoCk


作曲者が同じ人ですから似てて当然ですけどw
さすがにやっぱり良いメロディー書かれてます。



11.タビダチの歌
フォーク系ロックバラード?
あまり手の込んだことをせず素直に持ってきたという感じ。
ただ生弦楽器の導入はBuono!史上初めてかな。
タイトルがタイトルだけに「これでラスト?解散?」みたいなイメージでしたが
壮大ではあるもののあまり終末観的なものは感じられません。
サビラスト「♪きっと 思いはとどく〜」の半終止的なフレーズが
まだ続く物語への期待を抱かせる・・・てのは深読みしすぎか?



12.We are Buono!Buono!のテーマ
アルバムの流れを考えると
実質的にボーナストラック的な位置づけだと思われます。
アルバムタイトルである
「♪We are Buono!」のフレーズがいっぱい出てくるけどww
なんかこの曲がいちばんBuono!らしいという話もありそうなw
でもこれ実質ワンハーフサイズでしょうか?ラストの



州*´・ v ・)「もう終わっちゃったぁwww」



は案外制作者側の本音なのか照れ隠しなのかw


総合的に。

やはり良曲揃い!充分楽しめました。
ただ3枚目というのもあり新鮮さが若干落ちてるかな。
またいわゆるBuono!ファンが期待するBuono!曲から
少しハズシてきているような感じもあります。
シングル曲や「1」「8」「12」あたりが従来路線とすれば
「3」「5」「9」あたりがちょっと今までと毛色が違うなあと。
でもアルバムですからある程度の冒険はあって当然ですし
そして聴いた限りそれらの試みが失敗しているとも思えません。


そしてそれを支えるのが3人の成長ぶり、でしょうか。
1stから2nd、2ndから3rdで比べると
今回のほうがより成長の度合いが大きいと思います。
歌い手としての進化はもちろん、単純に年齢的なものもあるかな。
勢いで押す「青春ロック」だけではない、ということでしょう。


もう明日からライブが始まるのでセットリストは決まってるでしょうけど
新曲はできるだけ生バンドで聴きたいですね。
特に「1」「3」「10」「8」あたりは絶対!!