「tub☆スピーチ!」番外編 「新世紀HELLOGELION」第弐拾四話「最後のナ者」(その1)



今年の中野ハロコン、知り合いで参加したのは高さんと班長さんだけ。
他の人はみんな品川のアイドルフェスへ行ってしまった・・・。
関東でハロプロ専ヲタと呼べるヲタモダチ
もうほんのわずかに・・・ボクは、ボクはいったいどうすればいい?



謎の少年「♪がんばらなくてもええんやで〜ええんやで〜」
tub「!!!!!」
少年「ハロプロの歌はいいねえ〜。」
tub「・・・は?」
少年「歌は心を潤してくれる。つんく♂が生み出した文化の極みだよ。」
tub「(それはちょっと言い過ぎなんじゃ・・・)」



少年「そう感じないかい、juntubくん?」
tub「なんでボクの名前を!」
少年「知らない者はないさ。君はもう少し自分の立場を理解したほうがいい。」
少年「君のブログの痛々しさはいい加減目に余ることもある。」
少年「少しは楽宴古参常連としての自覚を持ったほうがいいと思うよ。」



tub「そりゃ申し訳・・・あの・・・君は・・・。」
少年「ボクはなお。なおちゃんだよ。」
なお「君と同じ仕組まれたヲサーン。楽宴住人で観測対象だよ。」
tub「観測対象!君がええと・・・なお・・・さん・・・。」


 


なお「なおちゃんでいいよ。」



tub「じゃあボクも・・・tubでいいよ。」




日向「なおちゃん・・・いったい何者なんでしょう?」
葛城「楽宴が直で送り込んできたヲサーンよ。何もないはずがないわ。」
日向「今日のテスト、どうしますか?」
葛城「今日は小細工を止めて素直に彼の実力、見せてもらいましょ。」




冬月「このデータに間違いはないな。」
日向「マギによるデータ誤差、認められません。」
冬月「よもや『ハロプロイントロクイズ』1秒以内に全て即答とは。」
伊吹「しかもBuono!の曲は全て0.3秒以内。理論上・・・ありえません。」




なお「僕に話したいことがあるんじゃないのかい?」
tub「・・・みんな他のアイドル遊びが楽しい楽しいって言うんだ。」
tub「あっちこっち行かず好きな人だけをもっと一途に応援すべきだよ!」
tub「(・・・ボクはなぜこんなことをなおちゃんに話すんだろう?)」



tub「・・・!!!」



なお「・・・僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない。」




葛城「訊きたいことがあるの。なおちゃんの正体は何?」



赤城「・・・おそらく・・・。」





つづく。