Buono!1stアルバム「Café Buono!」

まずは外見チェック。

ジャケ写、DVD付初回盤通常盤とも愛理ちゃんオニキャワイス!!



まさにベストショットと言ってもヨイ出来栄えでこれだけですでにウレシイww
ところでCDケース帯にこんな文字が。


Buono!それは元気が沸いてくるおまじない(はあと)


まさに的を得たというか
誇大表示、ウソ偽りのないキャッチコピーですwいやマジで。
また既に発売済のシングルでもそうでしたが、
歌詞カードにおいて3人のパート割を完全表記してあるのに驚きます。
ただその色分けが惜しい!
愛理ちゃんが青、雅ちゃんが赤、桃子が緑。
ここで愛理ちゃんが緑であれば完璧でしたが、さすがにそこまでは考えないか・・・。


州´・ v ・)「かっぱ・・・」 orz ザンネン

内容(シングル曲除く)

1曲ずつ少しずつ感想など。


1.Café Buono!
やっぱりどう聴いてもプリンセス・プリンセスの「Diamond」、だよなあw
バックトラックのドラムパターンやキーボードの音色とかがソックリ。
また随所に入る合いの手も同曲を連想させます。
「♪ダイアモンドだね〜そう!」「ボーノ!」、とかw
「街でイチバンキュートなアタシ」ってやっぱりあのコのことかな?


曲ラストのほう、4分13秒あたりで
「♪ほっぺに指当ててBuono!」のあとのセリフ、桃子かな?
あえてやる気なさそうな言い方に萌えるww



2.泣き虫少年
ビート感強めのロック系
曲冒頭のベースにシビレル。編曲を担当されたAKIRASTARさん自身によるものです。
あと、曲中のソロに聴き慣れない声があってハテ?と思った。
歌詞カードで確認したらなんと桃子ソロでした。こんな力強い歌い方できるんだ。


3.恋愛ライダー
4.ホントのじぶん


5.バケツの水
冒頭のドラの音がなんやねん?という感じですがw
本編はシャッフル系の跳ねたリズムに乗せた軽めのポップチューン。
ここで言う「バケツ」とは「ココロの容量」でしょうか。
で、あふれ出すと涙になる。笑ったり泣いたり・・・。


6.ガラクタノユメ
イントロが布袋寅泰さんの「POISON」かと思ったw
メロディー自体にもなんか聞き覚えがあるけど思い出せない・・・。


7.Internet Cupid
どう聴いても「○フューム」ww露骨やなあww
これだけヴォコーダー系エフェクトかけまくりだと
誰が歌ってるのか歌詞カードを見なけりゃ全然ワカラン。
純粋にテクノ系ポップスとして完成度高いと思います。いい仕事してます。


8.Last Forever
ミディアム・・・まではいかないけど、比較的テンポゆったりめのロックナンバー。
「卒業」がテーマのようですが、曲調にあっていてよい感じ。
「♪廊下の匂い 机の落書き 過ごした日々キラキラ 思い出になる」
さて・・・私にとっては何年前の話だろう orz


9.こころのたまご


10.星の羊たち
作詞が橋本淳氏、作曲が筒美京平氏(!)という唐突に登場した大御所コンビ。
このアルバムにおいてもやはりかなり異彩を放っています。
基本ラインはかなり昔のゆったりめアイドルポップス・・・でしょうか。
例えるならば浅田美代子さんの「赤い風船」みたいな世界観を少し今風にした感じ・・・?
Bメロが若干不安定な進行ですがここを桃子に任せていてかなり効果的w
またこの曲では「コーラス:鈴木愛理」とクレジットされています。
Aメロが戻ってきたときの追っかけパートを愛理ちゃんが歌ってます。あとハモリと。


11.ロックの神様
個人的にアルバム曲の中ではこれがイチバン好き。
ライブだとおそらくラストのほう、盛り上げ畳み掛け系で出てくるような曲。
青空に向かって広がっていくような飛翔感が心地よい。


12.君がいれば
アルバムラストはミディアム系ポップスナンバー。
なんか聴いてて・・・せつなくなってくる。泣けてくる。
「未来へ向かって歩いていこう」的なテーマははっきり言ってありきたりだけど
まだ若い彼女たちが歌うことによって強い輝き、そして説得力を持って響きます。

総合的な感想。

すばらしいアルバムです。間違いなく。
Buono!に関してつんく♂さんはまったくノータッチなわけですが
それでここまで完成度高いアルバムができるとは思わなかったww
ひとつは岩里祐穂さん、AKIRASTARさんといった良質な歌詞&楽曲提供者の存在、
そしてBuono!メンバーの若々しいながらも確かな歌唱力によるところも大きいかと。
そりゃもっと歌がうまい人は世の中にたくさんいるでしょうけど、
若いからこそ持ってる独特のエネルギー感みたいなものが確かにあって、
そしてそれが曲にうまく反映されている・・・というところでしょうか。

愛理ちゃん、雅ちゃんの歌唱力に対して桃子は・・・と思ってましたけど
意外なことに?かなり健闘してます。普段のベリーズでの歌い方はどこへやらw
2人に影響されてよい意味での化学反応があったのかもしれません。


アルバム曲の詳細が発表されたとき「何だソロ曲なしかよ。」と思っちゃいましたが
むしろそれで正解ですね。
単純にソロ「パート」はたくさんあるので愛理ちゃんソロもじゅーぶん楽しめるし
それ以上になんと言っても3人の声の重なり具合がとても気持ちいい。
これはこのユニットでしか実現しないわけですからソロ曲では逆にもったいない。


そんなこんなで最近このアルバムばっかり聴いてるんですけど
たまに音楽ガッタス℃-uteのアルバムを聴くと・・・「味付け濃いいぃぃっ!!」
つんく♂さんの曲ってホント濃ゆいなと思います。良くも悪くもw
でもそれゆえの刷り込み効果、中毒性みたいなものもあって
それに比べるとこのBuono!のアルバムは良質だけどやっぱり薄味・・・かも。


とはいえ私にとってこれが「2008年度ベストアルバム」なる可能性は非常に高いです。
その対抗馬は来月予定されている℃-uteの3rdアルバムでしょうか。
特にテンションあげ子さんの「ドドンガドン音頭」。味付け濃いそう・・・w