「tub☆スピーチ!」番外編 「新世紀HELLOGELION」第弐拾四話「最後のナ者」(その2)


続劇。


葛城「訊きたいことがあるの。なおちゃんの正体は何?」
赤城「・・・おそらく、最後のナ者。




なお「さあ行くよ。おいで、ハロプロファンの分身・・・UFAのしもべ。」




日向「A.T.フィールド発生!パターン青。間違いありません!なれはて者です!」
葛城「なれはて者・・・あのなおちゃんが?」




冬月「まさか楽宴が直接送り込んでくるとはな。」
碇指令「管理人達は予定をひとつ繰り上げるつもりだ。我々の手で。」




楽宴管理人「最後のなれはて者が現在セントラルドグマを降下中だ。」



監査役P「初号機による遂行を願うぞ。」




tub「嘘だ!なおちゃんもなれはてていたなんて!そんなの嘘だ!!」
葛城「事実よ。受けとめなさい。hello初号機出撃、いいわね。」



tub「裏切ったな。僕の気持ちを裏切ったな!」




なお「待ってたよ。tubくん。」



tub「なおちゃん!やめてよ!どうしてだよ!!。」
なお「今ハロプロファンの心は閉じこもっているからね。操るのは簡単だよ。」



tub「・・・A.T.フィールド!」
なお「そう、君達ハロプロファンはそう呼んでいるね。」
なお「どんな風評にも侵されない聖なる領域、心の光。でも本当はわかっているんだろ?」



なお
A.T.フィールドとは他所のアイドルを必要以上に拒絶するために
ハロプロファンの誰もが持っている心の壁だということを!」

tub「そんなのわからないよなおちゃん!!!」




日向「ヘブンズドアが・・・開いていきます。」
葛城「ついにたどり着いたのね。なおちゃんが・・・。」




葛城「・・・状況は?」
日向「結界付近に新たなA.T.フィールド発生。中に入って行きます。」





州´・ v ・)「♪〜」




なお「ハロプロファンは何故そうまでして
   過去の栄光にすがって必死に生き延びようとするのか・・・。」



なお「・・・違う!ここは秋葉原じゃない!」(←そりゃそうだろw)
なお「そうか!そういうことか、みくたん・・・。」





tub「なおちゃん、どうして・・・。」
なお「他のアイドル遊びは僕の運命なんだよ。たとえハロプロが滅びたとしてもね。」



なお「でもこのままBuono!だけを信じて生きていくこともできる。」
なお「他所のアイドルもハロプロも等価値なんだよ。僕にとってはね。」
なお「寺田の曲からの逃避。それが唯一の絶対的自由なんだ。」
tub「なおちゃん、君が何を言っているのかわからないよ。なおちゃん・・・。」



なお「・・・戯言(ざれごと)だよ。」





州´・ v ・)「♪〜」



なお「そして君達には・・・未来が必要だ。」








なお「・・・とはいえ僕はまだ死にたくないんだけど
   ここからどうするつもりなんだい?」

tub「う〜〜〜〜ん・・・・・・・。」








終劇。