雑誌「Top Yell」2012年4月号「ハロプロ帝国の逆襲」

この雑誌は女性アイドルブームに乗って最近創刊されたようです。
ただ古参の「BLT」「UTB」などがグラビア中心なのに比べて
同誌はライブレポとロングインタビューが中心の紙面構成となっており
読み応えとしてはこちらのほうがあります。
この5月号がたまたまハロプロ特集であって
現在発売中の6月号はももクロの横アリライブ特集、です。
ちなみに中古品でアマゾンで購入可能のようです(こちら)。
定価780円なので若干プレミアついていますが
この程度なら買っても損はないと思います。
とにかくハロプロ特集44ページ!という破格の扱い。



1.娘。横須賀コンレポ
今回のツアーに一度でも入っていれば
この紙面を見ただけで脳内で完全な形で再生されそう・・・なほど
詳しく書かれています。写真も多数。しかもいいショット!
「広島の至宝、鞘師のダンスは思わずため息が漏れるほど」
「飯窪による研ナオコの顔マネが出色の出来」(←ぜひ見たかったw)
あたりが面白いです。


ライブレポのあとにさゆ、れいな、みっつぃ〜
ロングインタビュー(各1ページ)。
れいなの「一匹狼じゃなくなったのは佐藤優樹の存在が大きい」
というのが面白い。
れいなの心の壁を砕くほどなのか、まさきちゃんは・・・。



2.Berryz工房、座間コンレポ&リハーサル風景
ベリのツアー初日のもようとそのリハを紹介。
私はべりツアーは入っていないのでなんとも、ですが
リハ風景がなかなか興味深いです。



「モニターが聞こえづらいのでもうちょっと低音を上げてください」
「ここのクリックは3つでお願いします」


メンバーの要望を受け、PAはその場で音を作り直す。
ベリのライブで使われるオケはバスドラやギターなど
トラックごとに分かれているのだが、
会場によって音の鳴りが大幅に変わるため、
毎回違うサウンドを出しているという。


これは驚きました。
実はマルチトラックのオケを使っているのではないか・・・というのは
℃-uteコンや娘。コンでも思ってました。
ギターのバランスがCDと違うように聞こえることがあったりとか。
ただ私自身が毎回会場の毎回同じ位置にいるわけではないので
場所による聞こえ方の違いかな?とも思ってたので
断言できないなという感じでしたが・・・やっぱりそうだったか。
たとえカラオケトラックであっても
音、音楽へのこだわりが感じられます


他のアイドルさんたちがここまでやっているかどうかはわかりません。
PAスタッフレベルでいじっている場合もあるでしょうけど
ただ演者(アイドル本人)側で指示や希望を出しているというのは
かなり珍しいのではないかと思います。
少なくとも書いてるライターさんが「驚いた」ということは
他ではあまりない・・・ということでしょう。
もちろん年期がなせる業ですが、同時に「少しでもいいステージを作る」、
という強い意志がなければ絶対に出来ないことです。


後半はマネージャーOTZ氏によるメンバー評など。
清水キャプに関して
「清水は本当にキャプテン。他の6人分のパートも把握している。
振り付けの先生も彼女に訊くぐらいで」 
(マネージャー)



3.新垣里沙ロングインタビュー「モーニング娘。12年愛」
モノクロで5ページ。
デビュー当初の頃から振り返る中身の濃い内容。
卒業の時期に関して
「愛ちゃんと同時卒業も考えていたけど10期が入ることになって
期間をずらそうという話になった。
春ツアーでの卒業はかなり早い段階で決まっていた」。



4.アイドルヲタ対談
 SUPER☆GIRLS前田亜美スマイレージ福田花音
「大好きなBerryz工房を語ろう」

こちらもモノクロ5ページ、多いなw
かにょんはもちろん熊井ちゃん推し、前田さんは桃子推しらしい。
前田さんは「ファンコラ」を見たあと挨拶に言って
桃子と話してその後号泣したらしいwww
また二人で「神セットリストを作ろう」などヲタヲタしい企画満載w


ただ同じようにスキスキトークをしてもかにょんは同門、
前田さんはいちおう「ライバル他社」だから
どう考えてもかにょんのほうがお近づきになれるチャンスが多いわけで
前田さんの「え〜いいなあ!」が中心のトークになってきます。
面白かったのはふたりの熊井ちゃん評。


かにょん「ライブでハロプロ全員がいても一目でわかる」 orz ソレハ・・・
前田亜美Berryz工房さんの柱ですよね」 orz ダカラソレハ・・・



5.スマ新メンバー「アイドル戦国時代に下克上宣言!」
モノクロ4ページ。
正直それほど面白いところは・・・。



6.プロデューサー「つんく♂を直撃!」
モノクロ2ページ。ただ字は前のページより詰まってますw
内容的には「アイドル10年史」でのインタビューと同様。



・・・というところでもう少しつづく。