Buono!ベストアルバム「The Best Buono!」発売

火曜日に初回限定盤がAmazonより到着。
お、フラゲ日に到着とか尼やるね〜と思ってたんだけど
お盆時期のせいなのか、もともと10日発売なんですね orz


特典の「メンバー自筆歌詞カード(イラスト入り)」がかなりの力作
音源ダダカブリでもまずはこれだけで充分価値があります。
で、その音源ですが「全曲Don Bartley氏によるリマスタリング」ということで
どのぐらい変わってくるのかと期待してました。
オリジナルと並べて聴いてガチで比較して聴き込んだわけではなく
ベストアルバムをとおして聴いた印象での話、ですが・・・



別物と言っていいぐらい変わっている。



これは驚きました。
もちろん曲によってバラつきがありますが全体的な傾向としては


・中低音域を厚めにしてギターのストローク、ドラムの胴鳴り音などをを強調
・高音域を若干カット、アナログレコード的な質感を目指してる(のか?)
・ヴォーカルのエフェクトを浅めにして以前より若干前に出てきている
・ヴォーカル以外のエフェクトも少し浅めになっている(←ような気がする・・・)


といったところでしょうか。つまりわかりやすく言えば
よりロック的、ロック寄りなサウンドになっている、ということです。
特に顕著なのが「Bravo☆Bravo」「Our Songs」「MY BOY」などのつんく♂さん作品。
Bravo☆Bravo」など、イントロからして全然違うなとわかります。
また「ロッタラ ロッタラ」はライブの生バンドで見て印象変わった人が
多いかと思います。でも家でCDで聴きなおすとガッカリ・・・でしたが
今回のCDはライブ版での聴こえ方にかなり近づいた、と感じました。
(さすがにそっくり、全く同じ、とまでは言えないw)


そう、全体に「ライブで聴く(見る)感じ」に近づいています。
特に「泣き虫少年(2010 mix verson)はライブそのまんまの大迫力!
「Last Forever(2010 mix verson)」だと
冒頭のヴォーカルエコーの処理がちょっとアレですが
それこそ「ハイブリッド☆パンチ」のアンコールラストを思い出します。
もうひとつの「ロックの神様(2010 mix verson)」については
バックの演奏の迫力が増したぶんヴォーカルが後ろに下がってます。特にサビ部分。
これはちょっと評価しづらいところ。


「カタオモイ。」は3rdアルバムの中では少し音量&音質が低く
敢えて意図的に狙ったのか単にマスタリングが悪かったのか不明ですが
今回のリマスターでかなり改善されています。
そしてラストの「ゴール」、こちらは全体の傾向とは逆に
曲全体のエフェクトがオリジナルより若干深くなっているようですが
むしろこの曲の荘厳さ、雄大さをより引き出していると思います。
っつーか、やっぱりこれ名曲ですよね。あらためて。



ということで、今までのBuono!作品を全て所有しているような
私のようなイタイ人(w)でも充分楽しめました。
特にボノコン大好き!な人にはかなり好みの音になっているかと。
曲自体はダブりでもこのCDを所有する価値は充分あると思います。


ただ文句があるとすれば選曲そのもの、かな。
少なくとも「Take It Easy!」アウト、「ガチンコで行こう!」イン、ですね絶対。
「Take〜」は流れの中で完全に浮いてます。
また初回盤特典は「カップリング曲集」という縛りがあっただけに
カップリング曲がベストアルバム本体から
対象外として全部外されているのが実にもったいない。

「じゃなきゃもったいないっ!」とか「れでぃぱんさあ」「ワープ!」
あたりはベストアルバム本体に入っていてもおかしくない曲です。
でもそれを言えば「マイラブ」や「-Winter Story-」も・・・きりがないかw


特典DVDはやはりグダグダw愛理ちゃん特にグダグダww
それがイイ!と思える人にはイイ!ですが少しダルイかも。
ただ愛理ちゃんが果てしなく可愛いということはよくわかりました。